長崎県雲仙市国見町神代(こうじろ)の神代商店街で20日、地元を中心に島原半島の飲食物や雑貨を集めた「こうじろフェス」が初めて開かれ、家族連れなどが買い物を楽しんだ。
東京都出身で、神代に移住したウェブライター、三武亮子さん(47)=6月まで島原半島ジオパーク協議会の外国語専門員=が、神代を盛り上げようと呼び掛けた。まちづくり団体の「くにみ寄りまち」が協力し、「新型コロナ禍でできるゆるい感じの縁日イベント」として企画した。
神代で創業90年を越える老舗旅館、末廣と松栄の近くの駐車場などに、計11店が出店。地元からは末廣が「神代めし」のランチ、松栄が「雲仙野菜ぷりん」などを提供し、多比良名物「たこ野郎」の本多かまぼこ店、雑貨のミライアイなども参加した。
三武さんは「今後は地元からの出店を増やしながら、島原半島外からも出店してもらえるイベントに育てていきたい」と話した。
ゆる~く、こうじろフェス 雲仙・国見 移住者と地元が企画
- Published
- 2020/09/22 23:45 (JST)
- Updated
- 2020/09/23 10:06 (JST)
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