朝鮮で栄養液肥料の生産がはじまった 温室野菜の生育促進、収穫増に効果的

朝鮮有数の化学企業である興南肥料連合企業所が新たに建設した栄養液肥料工場で生産がはじまった。
「朝鮮の今日」(9.20)が報じた。
この肥料工場は8月末に完工、9月から試運転に入っていた。
本サイトですでに報じたように、工場は栄養液肥料を年間数千トン生産する能力を持つ。
報道によれば、工場で生産される栄養液肥料は温室野菜用の肥料で、各地の温室に送られる。栄養液肥料は温室野菜の生育を促進し、病虫害に対する耐性を強め、野菜の収穫量を高めるなど、少ない原価で大きな経済的実利を得ることができる効果的な肥料である。
栄養液肥料工場が新設され生産が始まったことで、朝鮮で今一つの、農業生産、温室野菜生産を促進する効果的なインフラが整えられた。(了)

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