M-1にジャニーズが参戦!福田悠太&辰巳雄大“つ~ゆ~”と松崎祐介&越岡裕貴“おつゆ”でチャレンジ

漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2020」(放送日時未定)に、ジャニーズ所属の4人組アイドルグループ・ふぉ~ゆ~から2組の出場が決定した。メンバーの福田悠太と辰巳雄大がコンビを組む“つ~ゆ~”は、昨年に引き続いての出場。前回は初出場ながら3回戦まで駒を進める快進撃を見せていた。さらに今回、松崎祐介と越岡裕貴が新コンビ“おつゆ”を結成。大会に挑むメンバーからコメントが到着した。

昨年の1回戦を終えた時点で、今年のエントリーを決めていたという“つ~ゆ~”の2人。辰巳は「今年の初めには“『M-1』のスケジュールはどうなってますか?”と聞きました。事務所は迷ったかも(笑)」と早々に動いていたことを告白。「昨年出場したことが本当に楽しかったし、同時に悔しかった。普段僕たちは舞台を中心に活動しているんですが、種類は違えど笑いをとることに快感を覚えてしまっている4人なので。日々笑いだけに特化して、本気で笑いをとりに行っている人たちに交ざってやらせてもらう、あのピリピリした感じはなかなか味わえない感覚だったし、僕たちも本気で挑んだので本当に悔しかったんですよね。そんな去年の経験を生かしたいという思いがありました」と意気込みを語った。

「“つ~ゆ~”としては(エントリー)に全く迷いはなかったです」と言う福田も、今年の目標は「優勝です!」とキッパリ。「今大変な時代なので、世の中を元気にしたいんです」と力を込めた。また、“おつゆ”に関しては「僕らはジャニーズに後輩がいますが、こうして“おつゆ”という漫才での後輩もできて。ジャニーズには『M-1』に出たいという人間がまだまだたくさんいるんですが、漫才では僕らが一番先輩ですから」と誇りを持って挑む。

一方、今回初出場となる“おつゆ”の越岡は、「昨年、“つ~ゆ~”の『M-1』挑戦を応援しているうちに、だんだん僕らも出たいなと思えてきて。昨年末にふぉ~ゆ~のエンタメショーがあったんですが、“つ~ゆ~”の2人が舞台袖でネタ合わせをしていまして、その時間を埋めるために、『僕らも即興漫才しようぜ!』となったんです。自分たちのファンの方の前なので、その漫才がウケちゃいまして。それで楽しくなってしまって」とコンビ結成の経緯を説明。

また、コンビ名の由来について聞かれると、「エンタメショーでやったアドリブ漫才で、『ど~も~!』と舞台に出たときにとっさに出てきたんです。…だよね?」と松崎。越岡が「むこう(福田悠太と辰巳雄大)が“つ~ゆ~”で、僕らも“ゆ~”が二つなんですが、“つ~ゆ~”にはできない。となると、『お』をつけたらかわいいんじゃないかと」と明かし、「ひらがなでね! かわいいしキャッチーだなって…ね!」と松崎が乗りかかると、越岡もすかさず「ね!って友達としゃべってるんじゃないんだぞ!(笑)」とツッコみ、コンビ仲のよさを見せた。

初出場の“おつゆ”から助言を求められると、先輩芸人となる辰巳は「伝えたいことならある。会場の楽屋の空気、マジですごいからな。今みたいな感じではいられないから。すぐ横でも後ろでも芸人さんたちがネタ合わせをしていて。トイレでもぶつぶつ練習していたりするし、もうすっっっごいんだから! ずっと綱渡りで歩いてるくらいのピーン!としたドキドキ感。それで自分たちの出番が近づいたら、5組くらいの芸人さんと舞台袖で一緒に並んで、その中で僕らも練習して。あの緊張感はジャニーズでもなかなか味わったことがない」と、出場したからこそ実感することができた、舞台裏の雰囲気について熱弁。

最後にあらためて意気込みを聞かれると、福田は「ジャニーズ事務所を背負って、優勝したいと思います!」と宣言。辰巳は「でっけぇ!」とツッコみつつも、「この自粛期間で普段のように舞台に立てず、人に楽しんでもらうことにすごく飢えている部分があるので、その気持ちを思いっきりぶつけたいです。僕らは“つ~ゆ~”として、ジャニーズとして、初めて『M-1』にチャレンジしたという誇りがあるので、昨年の自分たちを越えられるように、そして今年の『M-1』にふぉ~ゆ~4人でジャニーズ旋風を巻き起こしたいと思っています」と熱意を込めた。

越岡が「僕ら“おつゆ”はチャレンジャー。失うものがないので、やるからには…せーの!」と言った後、松崎と2人で「優勝!」と声をそろえた。

なお、“つ~ゆ~”と“おつゆ”に密着取材した映像が、公式YouTube(https://www.m-1gp.com/)で公開。さらに、9月30日放送のニュース情報番組「キャスト」(月~金曜午後3:48、関西ローカル)でも放送される予定だ。

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