2021年3月開催の「第21回JAPANドラッグストアショー」の概要明らかに!  国内最大級規模のオンラインイベントの成功に期待

■「ビジネスデー」2021年3月17日(水)、18日(木)。「一般デー」3月13日(土)~21日(日)

 日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は、2021年3月に開催を予定している「第21回JAPANドラッグストアショー」に関して、初めてとなる出展者説明会を開催し、その概要が明らかになった。

 JACDSとして初となるオンラインによる開催が公表されていたため、関心が高まっていた。

 第19回には12万6000人超が参加しており、オンラインでの国内最大規模のイベントの成功に注目が集まる。
 

 まず期間は、商談を目的とする「ビジネスデー」が2021年3月17日(水)、18日(木)。「一般デー」は3月13日(土)~21日(日)。

 一般デーに関しては、会場の制約を受けないオンラインの良さを生かして、9日間の長期間開催となる。

 これまでオンラインイベントに経験のあるDMM社がイベントの運営に協力する。

 出展社がオンラインでできることは申込プランにより幅があるが、ビジネスデーでは基本的に「商談」「セミナー」「交流」の3つの機能を活用することができる。

 「商談」では、予約機能を設け、事前・当日の予約・承認によって、個別に商談ができる。DMM社は「新型コロナウイルス感染症の影響で商談の機会が減ってしまっている企業様に機会を提供できるのではないか」とメリットを指摘した。
 
 「セミナー」では、オンライン上で、動画を流せるほか、Q&Aなど双方向性のあるセミナーが開催できるという。
 
 「交流」ではオンライン上に表示されるブースの近くに来た人と交流ができるというもの。
 
 毎年、一般の来場者から好評を得てきたサンプリング機能も維持する。石川県にあるDMM社の倉庫に出展社が事前にサンプルを納品することで、イベントを通してサンプリング希望のあった来場者に後日、サンプルが送られるという仕組みだ。会場だけの接点しか持てなかった出展者にとっては、サンプル郵送を通して深いつながりを持つきっかけができるメリットもある。

 説明会の冒頭、挨拶した「第21回JAPANドラッグストアショー」実行委員長の江黒太郎氏(クスリのマルエ社長)は、第20回のイベントが中止になったことを陳謝したうえで、「第21回に関しては、オンラインであるためにこれまで以上に全国、全世界から参加ができるというメリットもある。より広がりのあるイベントになると信じている」と語った。
 さらに、「初めてのオンライン開催のため、ご協力をお願いすることも多々あるかと思う」と話し、関係者にこれまで以上の協力を求めた。

© 株式会社ドラビズon-line