全国高校ラグビー長崎県大会 10月10日開幕 組み合わせ決定

第100回全国高校ラグビー県大会トーナメント図

 第100回全国高校ラグビー大会(12月27日開幕・花園ラグビー場)の出場権を懸けた長崎県大会の組み合わせ抽選会が23日、長崎市内で行われ、出場16チーム(22校)の対戦相手が決まった。10月10日~11月15日の期間中の5日間、長崎市総合運動公園で熱戦を繰り広げる。
 第100回記念大会の本年度は、各都道府県代表に加えて全国9ブロック代表など、例年より12校多い63校が出場予定。九州ブロック代表は、福岡を除いた7県の2位校によるトーナメント(11月20~23日・大分)で決まるため、2位争いも白熱しそうだ。
 今年はコロナ禍で春以降の活動が制限されたため、この大会が1年生加入後初の県内公式戦。各チームの戦力分析は難しいが、優勝戦線は3連覇を狙う長崎北陽台が軸になりそうだ。1月の県新人大会2位の海星、3位の長崎南山、長崎北などが続く。
 第1シードの長崎北陽台はフランカー大町尚、プロップ田中翔ら、FWを中心に昨冬の花園経験者が多数残る。川久保、大町佳の2年生HB団が起点となるバックス陣も連係に磨きを掛けている。
 海星はFB諸山、SO鍬取ら、長崎南山はSO筒口、CTB平野らを軸にしたバックス展開が強み。持ち味を生かそうと、それぞれFWを強化してきた。長崎北は守備力アップに力を入れ、攻撃面も1年生SH本多の加入でボールが動くようになってきた。この4強を島原工、諫早農、大村工など中地区勢が追う。
 1、2回戦は25分ハーフ、準々決勝以降は30分ハーフで実施。決勝は11月15日に長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場で行われる。開始時間は未定。


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