【ヤンキース1-14ブルージェイズ】@セーレン・フィールド
ヤンキースは16安打14失点と投手陣が崩壊しただけでなく、4失策と守備陣も足を引っ張り、ブルージェイズに1対14で大敗。地区3位のブルージェイズとのゲーム差は3に縮まった。レギュラーシーズン最終登板となったヤンキースの田中将大は4回91球5失点(自責点3)で降板。地区シリーズでは第2戦での先発が予想されている。
今季10度目の先発登板に臨んだ田中は、1回裏にブラディミール・ゲレーロJr.のタイムリーと捕手ゲーリー・サンチェスの牽制悪送球で2失点。1点ビハインドで迎えた3回裏は遊撃グレイバー・トーレスのエラーで二死一塁となり、ゲレーロJr.のタイムリー二塁打で3点目を失った。4回裏にはダニー・ジャンセンの5号ソロとランドール・グリチックのタイムリーで2点を失い、4回91球を投げて被安打8、奪三振5、与四球3、失点5(自責点3)で降板。今季の防御率は3.56となった。
ヤンキースは6回裏に2番手のルイス・セッサと3番手のタイラー・ライオンズがブルージェイズ打線の猛攻を浴び、ルルデス・グリエルJr.とトラビス・ショウのタイムリー、キャバン・ビジオとボー・ビシェットのタイムリー二塁打などで大量8失点の大炎上。8回裏には控え捕手のエリック・クラッツがマウンドに上がり、ジャンセンに6号ソロを被弾した。
打線は2回表一死満塁のチャンスでパスボールによる1点のみ、5回表無死満塁の大チャンスで無得点に終わり、6回以降はわずか1安打。ロビー・レイ、A・J・コール、ロス・ストリップリングの3投手から合計4安打しか打てず、1対14の大敗を喫した。
ブルージェイズはコールが今季3勝目(0敗)、ストリップリングが今季初セーブを記録。田中には今季3敗目(3勝)が記録された。