途中出場のマルティネスが逆転弾!バイエルンが延長戦の末セビージャ下しスーパーカップ制覇!

UEFAスーパーカップが24日にハンガリーのプスカシュ・アレーナで開催され、バイエルン・ミュンヘンとセビージャが激突した。

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圧倒的な強さでチャンピオンズリーグを含む三冠を達成したバイエルンと、ヨーロッパリーグ最多となる6度の優勝を成し遂げたセビージャの一戦。互いにハイプレスを仕掛ける戦術を敷くことでオープンな展開となり、早い時間帯にスコアが動き出す。

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ルーク・デヨングの落としたボールにイバン・ラキティッチが反応すると、ペナルティエリア内でダビド・アラバに倒されてPKを獲得。ルーカス・オカンポスがゴール左に沈め、13分にセビージャが先制点を奪取する。

追いかける立場となったCL王者バイエルンは34分に、トーマス・ミュラーがペナルティエリア内に浮き球のパスを送ると、ロベルト・レバンドフスキが後方にボールを落とす。反応したレオン・ゴレツカが右足で流し込み、バイエルンが前半に同点に追い付く。後半に入ると一進一退の攻防が続き、1-1のまま90分が終了。シルバーゴール方式の延長戦に突入した。

交代枠を残していたバイエルンは、99分にアルフォンソ・デイビスとハビ・マルティネスを投入。するとこの采配が奏功する。104分に右サイドからのCKを獲得すると、ヨシュア・キミッヒが右足でクロスを供給。クリアボールを拾ったアラバがシュートを放ち、GKの弾いたボールに反応したマルティネスが押し込み逆転ゴールを決める。劇的展開でバイエルンが2-1で勝利を収め、7年ぶりにスーパーカップ優勝を果たした。

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