マーリンズ逃げ切り 17年ぶりポストシーズン進出へマジック2

【マーリンズ4-2ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

マーリンズは敵地でのブレーブス戦に4対2で勝利。連敗を4でストップし、借金生活突入を回避した。現在29勝28敗のマーリンズは、3試合を残してフィリーズ(28勝29敗)に1ゲーム差をつけており、2003年以来17年ぶりのポストシーズン進出へのマジックナンバーは「2」となっている。

マーリンズがパブロ・ロペス、ブレーブスがイアン・アンダーソンの先発で始まった一戦は、両軍とも毎回のように走者を出しながらも5回まで無得点。6回表、マーリンズは先頭打者がエラーで出塁したのをきっかけに無死一・三塁のチャンスを迎え、二者連続三振のあと、チャド・ウォラックのタイムリーとジョン・バーティの2点タイムリー二塁打で3点を先制した。

6回裏を2番手のイミー・ガルシアが無失点に抑えると、7回表一死からヘスス・アギラーが貴重な追加点となる8号ソロを放ち、4点をリード。7回裏に3番手のジェームス・ホイトが二死一・三塁のピンチを招いたが、4番手のリチャード・ブライアーがフレディ・フリーマンを空振り三振に仕留めた。

8回裏は5番手のブラッド・ボックスバーガーが一死すら取れず、無死満塁の大ピンチ。ここでドン・マティングリー監督はクローザーのブランドン・キンツラーを投入し、一死後にダンズビー・スワンソンのタイムリーで2点を失ったものの、後続を抑えて2点のリードを死守した。

9回裏はキンツラーが無失点に抑え、4対2で逃げ切り。ロペスが今季6勝目(4敗)、キンツラーが今季11セーブ目をマークし、アンダーソンは自責点0ながら今季2敗目(3勝)を喫した。マーリンズは最短で明日にも17年ぶりのポストシーズン進出が決定する(マーリンズがヤンキースに勝利し、フィリーズがレイズに敗れた場合)。

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