日本一の高校生チームを決める大会「STAGE:0」結果まとめ。N高が二冠を達成

9月19日から22日にわたって開催された、日本で高校生eスポーツナンバーワンを決める大会「STAGE:0」の結果が出揃いました。本大会は今年で2度目の開催となりますが、ライブ配信の視聴者数は昨年度の136万人を大幅に上回る747万人。大盛況の大会となりました。

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STAGE:0 2020 結果まとめ

フォートナイト部門

優勝:学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校「しぐま部屋」

準優勝:愛媛県立東温高等高校「1年5組」

リーグ・オブ・レジェンド部門

優勝:学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校(九州・沖縄ブロック)「KDG N1」

準優勝:クラーク記念国際高等学校 秋葉原ITキャンパス(関東①ブロック)「Yuki飯食べ隊」

クラッシュ・ロワイヤル部門

優勝:三田国際学園高等学校(関東②ブロック)「翠雲」

準優勝:学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校(九州・沖縄ブロック)「Nexus」

3つの部門のうち2つで優勝、1つで準優勝を勝ち取ったN高の活躍には目覚ましいものがあります。N高は沖縄に本拠地を置く通信教育がメインの高校であり、現在全国で14000人以上の生徒が学んでいます。「同じ高校からチームを組む」という学生大会の構造上、地域に根ざした従来の高校に比べ、全国から才能が集まるN高がその強みを大きく見せつけたという形になります。

eスポーツの(高校生以下の)学生大会はまだまだ珍しく数も少ないですが、そのほとんどにおいてN高は非常に高い成績を残しています。今後eスポーツが発展していくにつれて、さながら野球の大阪桐蔭のように今後中高生の若い才能が「強豪校」としてN高に集まっていく可能性もあるでしょう。あるいは通信制ではない普通の高校からもeスポーツ強豪校が現れ、それを目当てにその高校へ進学する生徒が現れるというようなこともあるかもしれません。「STAGE:0」は来年も開催が決定しており、高校eスポーツ界からは今後いっそう目が離せません。

(C)© 2019 『STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 実行委員会』

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