レイズ逆転勝利 途中出場の筒香は2打数1安打で打率.199

【フィリーズ4-6レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは先発のチャーリー・モートンが5回までに4点を失い、3点のビハインドを背負ったものの、4人のリリーバーが無安打無失点のリレーを展開するなかで打線が奮起し、6対4で逆転勝利。他球団の結果次第では、早ければ今日にもリーグ最高勝率が確定する。フィリーズは今季30敗目を喫し、勝率5割以下が確定。ポストシーズン進出に向けて厳しい状況となっている。

フィリーズがビンス・ベラスケス、レイズがモートンの先発で始まった一戦は、2回裏にブレット・フィリップスのタイムリーでレイズが1点を先制。しかし、フィリーズは3回表にアレック・ボームのタイムリーで同点とし、タイムリー三塁打を放ったブライス・ハーパーが悪送球の間に一気に生還して2点を勝ち越し。ハーパーは5回表にもタイムリーを放ち、フィリーズのリードが3点に広がった。

レイズは3点ビハインドの5回裏にウィリー・アダメスのタイムリーなどで2点を返し、6回裏にはフィリップスが2号ソロを放って同点。8回裏一死から筒香嘉智のヒットをきっかけに一死満塁のチャンスを迎え、二死後にジョーイ・ウェンドルがライトへのタイムリーを放って2点を勝ち越した。

9回表は5番手のジョン・カーティスが登板し、ジェイ・ブルース、アンドリュー・ナップ、スコット・キンガリーを三者三振に仕留めて試合終了。レイズ4番手のニック・アンダーソンが今季2勝目(1敗)、カーティスが今季2セーブ目をマークし、フィリーズ4番手のアダム・モーガンに今季初黒星(0勝)が記録された。

ベンチスタートとなった筒香は、5回裏二死一塁の場面でマイク・ブロソーの代打として起用されたが、レフトフライで凡退。しかし、8回裏の第2打席ではセンターへのヒットを放ち、ウェンドルのタイムリーで決勝点のホームを踏んだ。2打数1安打で今季の打率は.199、OPSは.711となっている。

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