モルビデリ「温度の上がっていないタイヤで攻めすぎて、転倒してしまった」/MotoGP第9戦カタルーニャGP初日

 9月25日、2020年MotoGP第9戦カタルーニャGP MotoGPクラスのフリー走行で総合トップ3に入ったライダーたちが初日を振り返った。

■ペトロナス・ヤマハSRTフランコ・モルビデリ FP1:6番手/FP2:1番手
「今日は走り始めからマシンのフィーリングがよく、FP1から速く走ることができた。午後にはセッティングを変更してペースを改善することができ、午後のセッションは確かに速かった。今日の結果に満足している」

「FP2では温度の上がっていないタイヤで攻めすぎて、転倒してしまったが、すぐにピットに戻り、ユーズドタイヤで走行を続けた。でも、残念ながら速く走れなかったので、ソフトタイヤを履いてアタックラップに集中し、いいタイムを記録することができた。とてもポジティブな金曜日となった。今週末は風も強く、グリップレベルも少し変なので、興味深いウイークとなりそうだ。週末を通じてどう進化し、どんな戦略で行くか様子を見る必要がある。現時点では予測が難しい」

■エスポンソラーマ・レーシングヨハン・ザルコ FP1:12番手/FP2:2番手

2020年MotoGP第9戦カタルーニャGP ヨハン・ザルコ(エスポンソラーマ・レーシング)

「いい一日となった。カタロニアは好きなコース。いい結果を期待していた。午前中はスタートはよかったが、5コーナーでちょっとした転倒を喫してしまった。左コーナーでフロントタイヤの温度をキープするのが難しかった。FP2では最後に前後ソフトコンパウンドのタイヤを履いて、いいタイムを記録できたのはハッピー。決勝に向けてはもっと安定してコンスタントに走ることができるセットアップを見つけたい」

■レッドブルKTMファクトリー・レーシングブラッド・ビンダー FP1:21番手/FP2:3番手

2020年MotoGP第9戦カタルーニャGP ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)

「午前中は苦戦したが、午後には状況が改善した。ニュータイヤを履いたらよりよくなった。全体的にはいい初日となった。マシンもこのコースでよく機能している。明日はロングランにも取り組み、レースに備えたい」

© 株式会社三栄