エンゼルス終戦 ア・リーグはポストシーズン進出8球団が決定

【エンゼルス5-9ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ポストシーズン進出の可能性をわずかに残すエンゼルスと、すでに両リーグ最高勝率を決めているドジャースによる対戦となった一戦は、一時エンゼルスがリードを奪ったものの、ドジャースがチーム力の差を見せつけ、9対5で逆転勝利。この結果、エンゼルスのポストシーズン進出の可能性が消滅し、アメリカン・リーグはポストシーズンに進出する8球団が出揃った。

ドジャースは1回裏、エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニーから二死一・三塁のチャンスを作り、一塁走者のマックス・マンシーと三塁走者のムーキー・ベッツがダブルスチールを決めて1点を先制。しかし、エンゼルスは3回裏に相手のエラーから二死一・三塁のチャンスを迎え、ドジャース先発のクレイトン・カーショウからマイク・トラウトが17号3ランを放って逆転に成功した。

その後はアーチ合戦となり、3回裏にドジャースがジャスティン・ターナーの3号ソロで1点を返すと、エンゼルスは4回表にジャスティン・アップトンが9号ソロ。ドジャースは4回裏にAJ・ポロックが14号ソロを放ち、再び1点差に詰め寄ったが、エンゼルスは5回表にジャレッド・ウォルシュの9号ソロで突き放した。

ドジャースは5回裏、ターナーがこの試合2本目のアーチとなる4号ソロを放って1点差に詰め寄ると、2番手のマット・アンドリースからウィル・スミスが7号2ランを放ち、逆転に成功。7回裏にジョク・ピーダーソンがタイムリー、8回裏にはエドウィン・リオスが7号2ランを放ち、最終的には9対5でエンゼルスを破った。

ドジャース2番手のブルスダル・グラテロルが今季初勝利(2敗)をマークし、エンゼルス2番手のアンドリースは今季4敗目(2勝)。なお、エンゼルスの大谷翔平は9回表無死一塁の場面でエリオット・ソトの代打として登場し、ドジャースのクローザー、ケンリー・ジャンセンの前に見逃し三振に倒れた。1打数無安打で今季の打率は.193、OPSは.674となっている。

エンゼルスの敗退により、アストロズのア・リーグ西部地区2位が確定。ア・リーグからはレイズ、ヤンキース、ブルージェイズ、ツインズ、インディアンス、ホワイトソックス、アスレチックス、アストロズの8球団がポストシーズン進出となった。

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