【フィリーズ0-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド
すでにアメリカン・リーグの第1シードでポストシーズンに進むことが決まっているレイズは、フィリーズに5対0で快勝し、今季40勝目をマーク。一方のフィリーズは、レイズに勝利してブリュワーズとジャイアンツがともに敗れればポストシーズンに進出できたものの、レイズ投手陣から得点を奪うことができず、2020年シーズンの戦いを終えた。
レイズはフィリーズ先発のアーロン・ノラから2回裏に一死一・三塁のチャンスを作り、ケバン・スミスのタイムリーで1点を先制。3回裏は二死から一・三塁のチャンスを迎え、ジョーイ・ウェンドルとハンター・レンフローの連続タイムリーで2点を追加した。
先発のジョシュ・フレミングが6回4安打無失点の快投を見せるなか、6回裏にはタイムリー三塁打を放ったマイク・ブロソーが暴投で生還し、さらに2点を追加。7回以降はオリバー・ドレイク、アーロン・ループ、ライアン・シェリフが各1イニングを無失点に抑え、フィリーズ打線をシャットアウトした。
好投したフレミングはデビューから負けなしの5勝目をマーク。防御率は試合前の3.42から2.78へ大きく向上した。4回途中6安打3失点で降板したノラには今季5敗目(5勝)が記録されている。
レイズの筒香嘉智は「1番・サード」で先発出場したものの、空振り三振、空振り三振、レフトフライ、セカンドゴロ、サードゴロで5打数ノーヒット。打率.197、8本塁打、24打点、OPS.708という成績でメジャー1年目のレギュラーシーズンを終えた。