【MLB WCシリーズ】レイズ、故障2選手が戦列復帰の見込み 筒香起用法に影響か…監督「正しい決断を」

レイズ・筒香嘉智【写真:AP】

ディアス、崔志萬が前日練習に参加、指揮官「ポジティブなニュース」

レイズのケビン・キャッシュ監督は28日(日本時間29日)、翌日に控えたブルージェイズとのワイルドカードシリーズ第1戦を前に記者会見に臨み、故障で戦列を離れていたヤンディ・ディアス内野手、崔志萬内野手、ホセ・アルバラド投手について戦列復帰が近いことを明らかにした。

この日は本拠地で前日練習を行い、ディアスと崔は軽快な動きで守備練習を実施。アルバラドを相手に打席にも立つなど、順調な回復を確認した。指揮官は「全員についてポジティブなニュースが入っている」と話し、3人の戦列復帰が近いことを示唆した。

勝負強い打撃を誇るディアスと崔が復帰すれば、レイズ打線に厚みが増すことは間違いない。だが、戦列に戻った場合でも、2人の負担を軽くするため内野手として起用せず、DHで起用する可能性もある。となれば、DHとして出場する機会が多い筒香嘉智外野手の起用法にも影響が出ることになりそうだ。

ワイルドカードシリーズの選手登録は29日午前10時(同30日深夜0時)までに済ませる必要があるが、「まだ時間はある。正しい決断をするために、時間を存分に使いたい」とキャッシュ監督。2戦先勝で勝ち抜けが決まる短期決戦に向け、選手起用のあらゆる可能性を模索し、ギリギリまで頭を悩ませることになりそうだ。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2