市長、副市長 減給10分の1 壱岐市議会可決

 壱岐市議会定例会9月会議は29日、最終本会議を開き、白川博一市長と眞鍋陽晃副市長の給与を1カ月間10分の1減給する議案を可決した。
 昨年度実施した郷ノ浦町の市営団地改修工事で、施工予定を変更しユニットバス24基の設置工事を実施。仕様変更に伴う予算超過分の補正予算上程を怠り、予算不足による施工業者への未払いが生じていた。白川市長らは不適正事務の行政責任をとり10月分の給与を減額した。市は施工業者に対して未払い額に相当する約1880万円の損害賠償を支払い、当時の担当職員2人に懲戒処分を下した。
 その他、総額6億1500万円の本年度一般会計補正予算など16件を可決し閉会した。

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