核兵器廃絶と平和な世界の実現を訴える第23代高校生平和大使の大澤新之介さん(17)=鎮西学院高2年=が23日、諫早市の宮本明雄市長を訪ね、「若い世代にも平和について考えてもらえるきっかけを作っていきたい」と抱負を述べた。
大澤さんは被爆体験を話してくれた曽祖母の他界をきっかけに、被爆者や戦争体験者の減少を実感し、平和大使に応募。新型コロナウイルス感染症の影響で、今夏の国連欧州本部訪問などは中止になったが、平和大使の一員として署名活動に参加している。大澤さんは「県外に出ることができなくても、県内の若い世代に平和大使として学んだことを伝えたい」と話した。
宮本市長は「活動を途絶えさせることなく輪を広げてほしい」と激励した。
若い世代に活動 伝えたい 高校生平和大使が諫早市長に抱負
- Published
- 2020/09/30 14:17 (JST)
- Updated
- 2020/09/30 14:19 (JST)
© 株式会社長崎新聞社