「金曜ロードSHOW!」では、皆さんからのリクエストに応える「金曜リクエストロードSHOW!」第3弾として、明日10月2日は『E.T.』を放送。
『E.T.』は、今から38年前の1982年に公開。世界中で爆発的に大ヒットし、公開当時は、史上最高の興行収入を記録しました。第55回アカデミー賞では音響効果賞など4部門を受賞、いつまでも心に残る名作です。10歳の孤独な少年・エリオットと300万光年の彼方からやってきた宇宙人の不思議な友情物語。有名な音楽と名シーンに溢れた、いつまでも色褪せない感動作だ。今日10月1日は中秋の名月。2夜続けて“ステキな満月”を楽しもう。
●吹き替えは、当時12歳の浪川大輔
今回の吹き替えは、過去の金曜ロードSHOW!放送時と同じ、主人公の少年エリオットを浪川大輔が演じるバージョンでお送りします。当時、吹き替え版の制作に難色を示していたスピルバーグ監督が、浪川ならと許可を出し制作されたそう。今も数多くの作品で大活躍されている人気声優・浪川大輔の子役時代の初々しい声や演技にも注目だ!
<浪川大輔 主な出演作品>
『ルパン三世』(石川五ェ門)、『君に届け』(風早翔太)、『HUNTER×HUNTER』(ヒソカ)、『ハイキュー!!』(及川徹)等
現在人気声優の浪川は当時12歳。32年前の思い出について、コメントをもらった。
<浪川大輔コメント>
〇『E.T.』吹き替え収録の際のエピソードは?
30年以上も前になりますので細かな事は…。ただただ、まっすぐE.T.と向き合っていたと思います。
〇『E.T.』の吹き替えをした当時の浪川さんは、どんな子供だった?
体を動かすことやスポーツは好きでしたが、基本的には控えめな子供でした。声は、年齢のわりに高かったかと思います。少しばかりコンプレックスだったような。ちなみに、今の自分とは当たり前ですがもはや別人です。
〇『E.T.』の特に好きなシーン、みどころは?
E.T.のキービジュアルでもある月と自転車と少年。あのシーンに辿り着くまでどのような事が起こっているのか、至る所に見どころがあります。どれだけの時が過ぎても変わらない感動が、そこにはあります。
〇視聴者へメッセージ
今になっても放送されるということは、大切で心に残るメッセージがあるからだと思います。子供と宇宙人が織りなすピュアで繊細な物語。これから先も心に残り続ける作品になりますように。
●社会現象とも言える歴史的大ヒット作
日本でも公開と同時に歴史的大ヒット!配給収入は、それまでの記録を大きく塗り替える96.2億円を記録し、歴代1位を更新。1997年に「もののけ姫」に抜かれるまでその座を守り続けた。
当時は大人から子供まで幅広く人気を集め、社会現象となった。特に子供たちの間では、E.T.のたどたどしいしゃべり方とともに、ポスターに描かれた指と指を合わせるポーズを真似するのが大流行。
●リクエストに寄せられた絶賛と期待の声 ベスト3
*見たい理由
①今、改めて、子ども、家族と見たい/知らない世代にも見てほしいから
②子供の頃に観た思い出の映画だから
③有名だけど、見たことがないから
*感想を一言で言うと
①心温まる、ほっこり
②号泣
③ワクワク、ハラハラ
*注目ポイント
①音楽
②E.T.のかわいさ
③子供たちのかわいさ
『スターウォーズ』から『ハリー・ポッター』までを手掛けた巨匠、ジョン・ウィリアムズの音楽はやはり最高。今でもテレビ番組等でもよく耳にする名曲だ。
②では、E.T.は一見気持ち悪い姿をしているが、それが可愛く愛おしく見えてくる、という声が多く寄せられた。
③では、エリオットはもちろん、妹役のドリュー・バリモア(当時7歳)を推す声も多かった。
*お気に入りのシーン
①ラストシーン
②自転車で空を飛ぶシーン
③E.T.とエリオットが絆を深めていくやりとり
やはりラストシーンが印象的で、ネタバレは避けるが、号泣という声が圧倒的だった。
「E.T.うちへデンワ」「ここにいるよ」等、印象的なセリフを挙げてくれている方もいた。ちなみに、ポスターでおなじみの「指と指を合わせるシーン」は、実は本編では登場しない。
10月2日(金)よる9時00分~10時54分
『E.T.』(1982 米)
◆監督・製作:スティーヴン・スピルバーグ
◆製作:キャスリーン・ケネディ
◆出演:ディー・ウォーレス、ヘンリー・トーマス、
ロバート・マクノートン、ドリュー・バリモア、ピーター・コヨーテ
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