ブレーブスが延長13回の死闘を制す フリーマンがサヨナラ打

【レッズ0-1ブレーブス】(延長13回)@トゥルイスト・パーク

ブレーブスは両軍無得点で迎えた13回裏一死一・三塁のチャンスで主砲フレディ・フリーマンがセンターへのタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。4時間39分にわたる延長13回の死闘を制した。一方、敗れたレッズはブレーブスの2倍近い11安打を放ったものの、再三のチャンスを生かせず。なお、11回まで両軍無得点が続いたのはポストシーズン史上初のことだった。

ブレーブスは先発のマックス・フリードが7回6安打無失点の安定したピッチングを展開。それに対し、レッズ先発のトレバー・バウアーは8回途中で球数が100球を超えて降板するまでに12個の三振を奪い、7回2/3を2安打無失点に抑える素晴らしいピッチングを披露した。

レッズは11回表に二死からニック・カステヤーノスの二塁打と2つの四球で満塁のチャンスを作ったが、マイク・ムスターカスが空振り三振に倒れて無得点。続く12回表には無死一・三塁の絶好機を迎えたものの、カイル・ファーマー、タッカー・バーンハート、フレディ・ギャルビスが三者連続三振に倒れた。

レッズは13回表にも一死から連打と四球で満塁のチャンスを作ったが、アリスティデス・アキーノが空振り三振、ホゼ・ガルシアがショートゴロに倒れて先制ならず。その裏、ブレーブスが一死一・三塁のチャンスを迎え、フリーマンがセンターへのタイムリーを放って試合に終止符を打った。

勝利投手はブレーブス8番手のA・J・ミンター(1勝0敗)、敗戦投手はレッズ5番手のアーチー・ブラッドリー(0勝1敗)。レッズは16三振、ブレーブスは21三振を喫し、両軍合計37三振はポストシーズン新記録となった。

レッズの秋山翔吾は11回表一死走者なしの場面でニック・センゼルの代打として登場したが、内角高めの速球にバットが空を切って空振り三振。そのままセンターの守備に就き、12回表二死二・三塁のチャンスで代打ギャルビスを送られた。

© MLB Advanced Media, LP.