コッポラ監督公認!『ゴッドファーザー 』誕生秘話を描く映画製作へ

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『レインマン』(1988年)の監督バリー・レヴィンソンが、オスカー・アイザックジェイク・ギレンホールを主演に迎え、不朽の名作『ゴッドファーザー』(1972年)の製作までの道のりを描く映画『フランシス・アンド・ザ・ゴッドファーザー (原題)』を製作することが明らかになったと米Deadline誌が報じている。

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アイザックはフランシス・フォード・コッポラを演じ、ギレンホールは『ゴッドファーザー』の製作を許可した映画プロデューサーのロバート・エヴァンスを演じる。本作は、アンドリュー・ファロッテの脚本をレヴィンソンが練り直したものを基にしているという。製作は、マイク・マーカス『ニュースの真相』(2016年)のダグ・マンコフ『バース・オブ・ネイション』(2016年)のケヴィン・チューレンらがつとめる。

コッポラは「バリー・レヴィンソンなら、どんな映画を作るにしても面白くて価値のあるものになるだろう!」と声明を発表している。

『ゴッドファーザー』は製作に至るまで、コッポラとヒット作を切望していた製作会社の米パラマウント・ピクチャーズが衝突していたことは有名だ。コッポラは当時無名だったアル・パチーノを主人公マイケル・コルレオーネ役に起用したりと、大胆な思索を打っていた。製作会社との衝突や苦難を乗り越え、映画が公開されるやいなや、爆発的ヒットを記録し、第45回アカデミー賞では作品賞を受賞した。出演していたパチーノをはじめ、ドン・ヴィトー・コルレオーネ演じたマーロン・ブランドや、『ゴッドファーザーPART II』(1974年)で若き日のドン・ヴィトー・コルレオーネを演じたロバート・デ・ニーロといった俳優たちがスターダムにのし上がる伝説的な作品となった。

伝説的名作のキャスティング秘話も詳しく語られることになりそうだ。続報に期待したい!

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