NECと富山市が顔認証システムを用いた実験を開始、顔認証決済やおもてなしサイネージ体験が可能に

急速な少子高齢化や人口減少社会の到来を見据え、富山市では観光のみならず、経済・社会・文化などにおいて「選ばれるまち」を目指し、戦略的な観光振興に取り組んでいる。日本電気株式会社(以下、NEC)は富山市から受託した「富山市 顔認証システム社会実験」を2020年10月1日から2021年3月31日まで実施する。同実験では、顔認証技術を用いて生体認証データを一つの共通IDとして利用し、顔認証決済やおもてなしサイネージ体験などのサービスを社会実験として順次試験的に導入する。具体的には、事前にスマートフォンで本人の顔画像やクレジットカードなどの情報を登録することで、富山市ガラス美術館や富山市郷土博物館など富山市中心市街地と岩瀬地区の店舗30か所で非接触による顔認証決済が利用可能となるほか、顔画像情報を登録済の利用者が富山駅構内に設置したディスプレイの前に来ると歓迎メッセージが表示されるおもてなしサイネージが体験できるなどのサービスを実施する。

登録方法

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