マーリンズに痛手 マーテイが死球で左手小指骨折

カブスとのワイルドカード・シリーズ第1戦に勝利したマーリンズだが、オールスター・ゲーム出場経験のある主力外野手を第2戦以降欠くことが濃厚となった。第1戦で左手に死球を受けたスターリング・マーテイが小指を骨折していることが判明。マーテイは死球を受けたあと、代走を送られて途中交代していた。

8年間プレーしたパイレーツを離れ、ダイヤモンドバックスで今季の開幕を迎えたマーテイは、8月末のトレードでマーリンズに加入。途中移籍があった影響で今季メジャー単独トップとなる61試合に出場し、打率.281、6本塁打、27打点、10盗塁、OPS.770をマークした。

マーリンズ移籍後は28試合で打率.245にとどまり、決して期待に応えたとは言えない成績だったが、実績の少ない若手が多いマーリンズにおいて数少ないスター選手だっただけに、地区シリーズ進出を目指すマーリンズにとって痛手となることは間違いない。

マーテイ以外の選手では、ルイス・ブリンソンやモンテ・ハリソンがセンターを守ることができるが、ドン・マティングリー監督はダルビッシュ有対策として左打者のマグネウリス・シエラを第2戦のセンターに起用。ただし、悪天候の影響により第2戦は明日に延期されることがすでに発表されている。

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