グローバルチャレンジ「Sony Talent League by THU」作品募集まもなく締め切り!

クリエイティブコミュニティ「Trojan Horse was Unicorn(THU)」は、ソニーとのグローバルパートナーシップのもと、デジタルエンタテインメント業界における垣根を越えた“次世代の才能”を探すため「Sony Talent League by THU」を開催、作品募集中だ。作品募集期間は2020年10月19日まで。

同チャレンジは、グローバルでありながらもコミュニティも重要視した次世代型の企画コンペ。全世界からアイデアが一堂に集められ、グローバルに活躍する著名クリエイターが審査員としてそのアイデアを審査する。選出されたファイナリストの3チームには、審査員陣から10週間にわたり実施するメンターシップを受ける権利と、上限12,500ユーロ(日本円で約157万円)の制作支援金を提供する。さらにグランプリのチームには、副賞として賞金10,000ユーロ(日本円で約125万円)と、2021年開催予定の「THU Japan」へのチケットを進呈する。審査員からのコメントは以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

■ピーター・ラムジー(映画監督)
代表作:「スパイダーマン:スパイダーバース」「ガーディアンズ 伝説の勇者たち」など
自分が愛するもの、感じること、重要だと思うことを映し出す作品を見せてください。それは好きな物語かもしれないし、気にかけている問題かもしれないし、共有したいと思う感情かもしれない。作品がどのような形を取るにしても、人の心に届くのは、他者の気持ちとつながる感情です。だから自分の心が感じるものを作ってください。

■サリー・スレード(Magnopus/AR・VRディベロッパー)
代表作:「Mission:ISS」「Coco VR」など
この企画コンペは、私が何十年もかかって学んだことが内包されています。審査員として期待することは、あなたの価値観、インスピレーション、楽しさと魅力を感じるもの、それらが反映された作品を見ることです。また、このコンテストのテーマを表現している企画にも注目します。コラボレーション、人々をひとつに繋ぐもの、私に感動を与え友人とシェアしたくなるような、そんな力強いアイデア。アドバイスは、一人で作らないこと。短所を補える心強いチームメイトを探して作品を広げられれば、長い距離を突破できたも同然。みなさんの幸運を祈っています。

■キム・ジョンギ(グラフィックアーティスト)
代表作:「Spy Games」、「McCurry, NYC, 9/11」など
みなさんの画が、自分が何者であるのかを語り、そして自分のアイデアを表現し、それが私にしっかりと届くことを願っています。私の目に長くとどまる作品が最高得点を獲得するだろうと思っています。ですが、「答え」を見つけようとして自分を檻に閉じ込めないでください。「答え」なんてないのですから。自分らしさを表現してみてください。

■塩田周三(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ/代表取締役)
代表作:「GODZILLA 怪獣惑星」「シドニアの騎士」「スター・ウォーズ レジスタンス」など
情報技術によるエンターテインメントの届け方の変貌を身近で見てきましたが、エンタメの内容が変革に追いついていないと感じています。四角い釘を丸い穴に打とうとするように、視聴者にふさわしいエンタメが提供されていないのです。だからこそ、みなさんの若き才能に期待しています。あなたがたには、新しいものを作り出す上で固定概念や創造性の限界がないからです。感動して驚くような素晴らしいアイデアや最新技術、枯れた技術の水平思考を生かした作品、これまでは馴染みがなかったけれどこの状況下にて意義のあるアイデア、そして何よりもこれまでにないエンターテイメント感覚を世界に提供できる作品。それらを期待しています。

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