県内222事業所で違法労働 労基署確認

 宮崎労働局は2日、長時間労働が疑われるとして、県内4カ所の労働基準監督署が2019年度に調査した255事業所のうち222事業所で、違法な時間外労働や賃金不払いの残業などの労働基準関係法令違反を確認したと発表した。19年4月から働き方改革関連法が順次施行されていることを踏まえ、重点的に調査を行った結果、違反を確認した事業所数は18年度92事業所から倍以上に増えた。

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