ノーベル賞の吉野さん語る 北陸先端大30周年

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 北陸先端科技大学院大の創立30周年記念講演会は2日、能美市根上総合文化会館で開かれ、ノーベル化学賞を受賞した旭化成名誉フェローの吉野彰さんが「リチウムイオン電池が拓く未来社会」と題して講演した。吉野さんは研究の経緯やリチウムイオン電池の役割について語り、参加者約300人が耳を傾けた。

 吉野さんは負極に炭素材料を用いることで電池の商品化につなげたと紹介した。人工知能(AI)や5Gなどによる持続可能な社会の実現に向け「リチウムイオン電池は重要な役割を果たす」と説明した。

 記念式典では、寺野稔学長が式辞を、森喜朗元首相、馳浩衆院議員、伯井美徳文部科学省高等教育局長、谷本正憲知事、久和進同大支援財団理事長が順に祝辞を述べた。

 佐々木紀衆院議員、山田修路、宮本周司両参院議員も出席した。