地区シリーズ進出の8チームが出揃う 全カードが同地区対決に

メジャーリーグは日本時間10月3日にワイルドカード・シリーズが終了し、地区シリーズに進出する8チームが出揃った。アメリカン・リーグ中部地区の3チーム、ナショナル・リーグ中部地区の4チームがいずれも敗退し、地区シリーズの4カードはいずれも同地区対戦に。地区シリーズはア・リーグが日本時間10月6日、ナ・リーグが翌7日に開幕する。

ア・リーグは第1シードのレイズが第8シードのブルージェイズを2勝0敗、第2シードのアスレチックスが第7シードのホワイトソックスを2勝1敗で破り、地区シリーズに進出。第5シードのヤンキースは第4シードのインディアンス、第6シードのアストロズは第3シードのツインズをそれぞれ2勝0敗で破り、下位シードからの地区シリーズ進出を成し遂げた。

地区シリーズでは東部地区1位のレイズと同2位のヤンキースがサンディエゴのペトコ・パーク、西部地区1位のアスレチックスと同2位のアストロズがロサンゼルスのドジャー・スタジアムで対戦する。

一方のナ・リーグは第1シードのドジャースが第8シードのブリュワーズ、第2シードのブレーブスが第7シードのレッズをいずれも2勝0敗、第4シードのパドレスが第5シードのカージナルスを2勝1敗で破り、地区シリーズに進出。下位シードでワイルドカード・シリーズを突破したのは第3シードのカブスを2勝0敗で破った第6シードのマーリンズのみとなった。

地区シリーズでは西部地区1位のドジャースと同2位のパドレスがアーリントンのグローブライフ・フィールド、東部地区1位のブレーブスと同2位のマーリンズがヒューストンのミニッツメイド・パークで対戦。ポストシーズンで敗退経験がないマーリンズ(過去2度のポストシーズンはいずれも世界一)がどこまで勝ち上がるか注目だ。

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