日本列島を覆う帯状の雲の南に渦巻き状の雲

日本列島は、千島近海から日本海を通って朝鮮半島に達する前線の影響で帯状の雲がかかっています。このため、九州南部・沖縄は晴れていますが、その他の地方では雲が多く、北海道と東北日本海側、及び西日本の日本海側を中心に雨の所が多くなっています。
一方、日本の南海上では対流活動が活発になって積乱雲が次々に発生し、渦を巻きつつあります。このため、今夜(4日夜)には熱帯低気圧が発生する見込です。台風にまで発達するかどうか、現段階ではわかりませんし、週明けの南西諸島の天気に影響を与えるかもしれません。台風シーズンは10月中旬まで続きます。最新の気象情報に注意してください。

気象予報士・饒村 曜

画像について:4日午前11時20分の衛星画像。

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