「サンマ祭り」炭火で千匹、今年は持ち帰り限定

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炭火で千匹のサンマを焼き上げた「上溝サンマ祭り」=相模原市中央区の上溝さくら公園

 秋の味覚を楽しむ「上溝サンマ祭り」が4日、相模原市中央区上溝の上溝さくら公園で催された。今年は新型コロナウイルス対策として「持ち帰り限定」だったが、地元にとっては久しぶりのイベントということもあり、訪れた親子らは焼きたての“旬の味”を笑顔で持ち帰っていた。

 同祭りは10年ほど前から地元商店街が中心になって開いてきたが、今年は地元の自治会連合会、社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会などが「オール上溝」として開催した。

 会場となった公園内にはU字溝用のコンクリート(長さ60センチ)20個が1列に並べられ、炭火で焼き上げた北海道産のサンマを1匹200円で販売した。

 公園の周囲には距離を保ちながら開場を待ちわびる人の姿も多く見られ、用意した約千匹のサンマは販売開始からわずか2時間で“完売”。買い求めた主婦らは「ここは焼いてくれて新鮮だからうれしい」「今年はサンマが高いけど、1匹200円は安い」とうれしそうに話していた。

 上溝地区では、コロナ禍で夏祭りなどが中止となっており、同地区自治会連合会の小林充明会長は「コロナでできないことを言うのではなく、できることを考えて取り組んで行きましょう」と呼び掛けている。