首位独走の巨人から坂本&大江、DeNA助っ人は4発10打点…セ週間ベストナインは?

巨人・坂本勇人【写真:Getty Images】

広島が好調で5勝をマーク、巨人のマジックは24から17に

新型コロナウイルスの感染拡大により、3か月遅れて開幕した2020年のプロ野球。シーズンも終盤戦に差し掛かり、優勝争いも佳境を迎えている。セ・リーグは巨人が首位を独走し、パ・リーグは首位ソフトバンクと2位のロッテがデッドヒートを繰り広げている。

9月28日から10月4日までの1週間の成績を振り返り、Full-Count独自に週間ベストナインを選出した。今回はセ・リーグ第16週だ。

【セ・リーグ現在の順位表】
→1 巨人 89試合57勝28敗4分 M17
→2 阪神 90試合44勝42敗4分 13.5
→3 DeNA 93試合43勝45敗5分 2.0
→4 中日 92試合42勝45敗5分 5.0
→5 広島 90試合36勝46敗8分 3.5
→6 ヤクルト 90試合34勝50敗6分 3.0

【第16週セ・リーグ】
1 広島 5勝2敗
2 巨人 4勝2敗
3 阪神 3勝3敗
3 中日 3勝3敗
5 ヤクルト2勝4敗
6 DeNA 2勝5敗

第16週は広島とDeNAが7試合を戦い、広島は5勝2敗、DeNAは2勝5敗と真逆の成績となった。首位の巨人は4勝2敗と勝ち越し、前週終了時点で24だった優勝へのマジックを17にまで減らした。

中日・大野雄大【写真:荒川祐史】

広島では捕手の坂倉が.353、一塁の松山が.357をマーク

【第16週セ週間ベストナイン】
先発 大野雄大(中日)
救援 大江竜聖(巨人)
捕手 坂倉将吾(広島)
一塁 松山竜平(広島)
二塁 菊池涼介(広島)
三塁 高橋周平(中日)
遊撃 坂本勇人(巨人)
左翼 アルモンテ(中日)
中堅 梶谷隆幸(DeNA)
右翼 オースティン(DeNA)

週間5勝をマークした広島勢の活躍が光った。捕手の坂倉は4試合でスタメンマスクを被り、打率.353と武器である打撃面でチームに貢献。一塁の松山も打率.357、二塁の菊池涼も打率.320と上々の成績を残した。

マジックを1週間で7つ減らした巨人では坂本が打率.360と結果を残した。中日では助っ人のアルモンテが打率.474をマーク。広島の長野久義外野手も打率.474を記録したが、左翼ではを選んだ。中日では高橋も.350と高いアベレージをマークした。

DeNAのオースティンはリーグトップの月間4本塁打10打点をマーク。右翼では阪神の糸井嘉男がリーグトップの打率.500を記録したが、10打点という貢献度を鑑みてオースティンを選出。DeNAでは中堅の梶谷も打率.348をマークしており、打線を牽引した。

投手には先発で中日の大野雄、リリーフでは巨人の大江を選んだ。大野雄は9月30日の阪神戦に先発して2安打完封。今季8度目の完投、4度目の完封勝利とした。大江は4試合に登板して無失点。4日の阪神戦では2イニングを投げて勝利投手になっていた。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2