mtes Neural Networks、運動量の変化を通知する高齢者見守りシステム「安心センサー」の試作機を開発

AI/IoT技術開発のmtes Neural Networks株式会社(以下、mtesNN)は、運動量の変化を通知するシステム「安心センサー」の試作機を開発した。同センサーは、非接触・非装着でサーモグラフィーセンサーが常時体温を計測し、その2次元データを端末デバイス内のエッジAI機能によってリアルタイムに処理することで、利用者の体温バイタルデータや部屋の温湿度状況の変化、就寝や離床などを正確な姿勢推論モニターを実現する。さらに、他の環境センサー(温湿度や照度計など)とも連動して利用者個人別の温度を中心としたモニタリングも可能だ。ネットワークはMQTTプロトコルを採用し、シンプルで軽量かつ堅牢なシステムを実現した。カメラやマイクが無いことで肖像権や生活シーンの漏洩の問題がないことも特徴だ。

LINEインターフェース例今後mtesNNは、2020年10月8日より五反田オフィスにデモンストレーション環境を用意して訴求していく予定だ。また、来年度3万人の利用を目指してオンラインヘルスケア事業者、介護事業者や介護用品レンタル事業社との連携も進めるとした。

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