マシン・ガン・ケリーの新作が全米1位獲得。ロックアルバムの全米1位は約1年1ヶ月ぶり

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“MGK”の愛称で知られるマシン・ガン・ケリーが2020年9月25日に発売した5枚目の新作にして自身初のポップ・パンク・アルバム『Tickets To My Downfall』が全米アルバム・チャート1位を獲得した。

このアルバムはジャンルでは「ロック・アルバム」にカテゴライズされており、ロック・アルバムが全米1位を獲得するのは、2019年9月にトゥールが『Fear Inoculum』で獲得して以来、約1年1ヶ月ぶりのこととなった。

『Tickets To My Downfall』は発売初週、アルバム換算で126,000枚の売上を記録。2012年のデビューから昨年までの間に4枚のヒップホップ・アルバムをリリースしたマシン・ガン・ケリーは、4作とも全米Top 10入りするヒットを記録していたものの、首位を獲得したのは今回が初となる。

音楽ストリーミングが巨大になるにつれて、このプラットフォームと相性のよいヒップホップが台頭。シングル・アルバムともにチャートの面では「ロック」に陰りがみえているなかで、ラッパーによるロック・アルバムが1年1ヶ月振りとなるロックのチャート1位を奪取した形となった。

『Tickets To My Downfall』はロック・バンドBlink-182のトラヴィス・バーカーがプロデュースし、楽曲の多くをマシン・ガン・ケリーと共作。幼少期からパンクやロックが大好きで、Blink-182も少年時代によく聴いておりライヴにも足を運んでいたマシン・ガン・ケリー。彼がとある日、Blink-182のライヴでトラヴィスから楽屋に招待されたことがきっかけで、2人の友好関係がスタートした。昨年、マシン・ガン・ケリーがトラヴィスの自宅を訪ね、気分転換に1曲作ってみたところ次々とアイディアが生まれ、今回の新作アルバムが一気に完成した。

アルバム発売4日後の9月29日には、デラックス・バージョンとなる『Tickets To My Downfall (SOLD OUT Deluxe)』をサプライズ・リリース。アルバム本編収録の15曲に加え、新曲4曲、既発のパラモアのカバー「misery business」と「bloody valentine (Acoustic)」が追加収録された全21曲のアルバムが緊急配信となった。

新曲4曲の中には新世代ロック・スターと呼ばれるヤングブラッドと、ザ・ユーズドのヴォーカリスト、バート・マクラッケンがフィーチャリングされた「body bag」が収録。楽曲はフォール・アウト・ボーイの代表曲「Dance, Dance」をオマージュした楽曲となっている(作曲家のピート・ウェンツとパトリック・スタンプから直接許諾を得ている)

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マシン・ガン・ケリー『Tickets To My Downfall』
2020年9月25日発売 / 国内盤CD 10月28日発売