【タイ】9月CPI0.7%低下、7カ月連続マイナス[経済]

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タイ商務省は5日、2020年9月の消費者物価指数(CPI、422品目、15年=100、速報値)が102.18となり、前年同月比0.70%低下したと発表した。7カ月連続でマイナスとなった。価格の変動幅が大きい生鮮食品とエネルギーを除いた、コアCPIは0.25%上昇した。

食品・飲料部門は1.42%上昇した。果物・野菜が3.47%、肉・魚が3.38%上昇し、全体を押し上げた。一方、米・粉製品は0.94%、卵・乳製品は0.28%低下した。

商務省貿易政策・戦略事務局(TPSO)は、9月のCPIがマイナスとなった理由として、ガソリンの小売価格の低下や9~12月の電気料金が引き下げられたことを挙げた。

非食品部門は1.94%低下。運輸・通信は、ガソリンの小売価格の下落により4.99%低下した。1~9月のCPIは前年同期比0.50%低下。コアCPIは0.30%上昇した。

TPSOのピムチャノック事務局長は、第4四半期(10~12月)のコアCPIは、農作物の需要拡大を背景に改善すると予測。農作物に加え、調味料の需要も拡大するとの見通しを示した。通年のCPIの見通しは、マイナス1.5~マイナス0.7%に据え置いた。