「山梨県電力供給体制強靭化戦略」を策定しました

[山梨県]

 近年、自然災害による被害が全国各地で多発する中、令和元年房総半島台風(台風第15号)では、長期間にわたる大規模な停電が発生し、住民生活などに深刻な影響を与えたことから、本県では、災害時における電力供給体制を強靭化することが喫緊の課題と考え、電力会社や自治体などが連携し、供給体制の強靱化に向けて取り組む事項を取りまとめた「戦略」を策定しました。これは、東京電力パワーグリッド株式会社(以下、東京電力PG)管内の都県として初めての取り組みです。

 本戦略では、「事前の対策による被害の最小化」、「停電からの早期復旧」、「災害に強いエネルギーシステムの導入」の三本を柱に、同戦略を具体的な対策等で整理しました。戦略策定と同日には、戦略を具体化する第一歩として、東京電力PG山梨総支社との間で、災害時のヘリコプターによる空撮映像等の相互利用、発電車の派遣、防災活動拠点の一部提供、市町村等と連携した樹木の事前伐採など、各種取り組みにおける役割等を明らかにした覚書を取り交わしました。

 また、台風第15号により千葉県を中心に発生した大規模停電は、倒木等による二次被害が主な原因であったことを踏まえて、飛来物の防止対策や、樹木の事前伐採を実施することとしており、道路管理者である本県と東京電力PG山梨総支社等との連携により、北杜市内の県道沿いにて対策作業に着手したほか、南部町内では、林野庁補助金を活用したインフラ施設周辺の森林整備モデル事業の実施に向け、現在準備を進めています。

 加えて、災害時における電力供給体制強靭化の一環として、日産自動車株式会社、甲斐日産自動車株式会社、日産プリンス山梨販売株式会社の三社と、災害時等における電気自動車の活用についての連携協定を令和2年9月15日に締結しました。この協定をもとに市町村と連携し、避難所において停電が発生した場合は、スマートフォン充電、扇風機等の電化製品の稼働や夜間照明の点灯など、住民生活の支援を行ってまいります。

■山梨県電力供給体制強靭化戦略

https://www.pref.yamanashi.jp/kankyo-ene/dennryokukyoujinka.html

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