徴兵されていたアルメニア人MF、戦争で死去…22歳で

先日から激化を続けているアルメニアとアゼルバイジャンによる戦争で、サッカー選手が死亡したことが明らかになった。

アルメニア1部を戦うFCアラシュケルトは5日、「昨季Bチームに所属していたMFリパリット・ダシュトヤンが戦死した」と公式発表した。

リパリット・ダシュトヤンは1997年生まれの22歳。2014年にFCフルマンからアラシュケルトに加入し、攻撃的MFやボランチとしてプレーしてきた。

2018年に行われたFCエレブニ・イェレヴァンとの試合ではチームの3点目を決め、7-2の勝利に貢献している(動画1分45秒~)。

アルメニアでは18歳以上40歳未満の男子が全員徴兵されており、ダシュトヤンも両国が領有権を争うナゴルノ・カラバフ地方へと派遣され、戦場で死亡したとのこと。

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9月27日以降行われた戦闘により、アルメニアの兵士はこれまで223名が命を落としているという。

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