「逃げ恥SP」新垣結衣&星野源がクランクイン!

TBS系で2021年1月放送の新春ドラマスペシャル「逃げるは恥だが役に立つ(仮)」(放送日未定)の撮影が、10月初旬に開始され、一足先に津崎平匡役の星野源がクランクインし、その数日後に森山みくり役の新垣がクランクイン、ようやく2人がそろった。

16年10月期に「火曜ドラマ」枠で放送された同作は、海野つなみ氏の同名漫画が原作。「職ナシ」「彼氏ナシ」「居場所ナシ」の主人公・みくりが、恋愛経験のない独身サラリーマンである平匡と「仕事」として契約結婚をする。「夫=雇用主」「妻=従業員」の雇用関係で恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下で暮らすうち、妄想女子とウブ男子は徐々にお互いを意識し始める、胸キュンのラブコメディーだ。

今回の新春スペシャルドラマでは、契約結婚から生まれた恋を経て、みくりと平匡がついに本当の“結婚”を決めた連続ドラマのその後を描く。脚本は、原作の10巻と11巻を基に、連ドラから変わらず野木亜紀子氏が担当。石田ゆり子、大谷亮平、古田新太、藤井隆、成田凌ら、おなじみのメインキャスト陣も再集結する。

新作撮影に向けて髪を切り、原作さながらにみくりになった新垣は、最初は少し緊張気味の様子だったが、リハーサルから星野との息はピッタリで、モニターを囲むスタッフも「みくりと平匡だ…!」と懐かしさに思わず笑みがこぼれた。

そのほか、人気キャラクターを演じるメインキャストらも続々とクランクイン。それぞれ久しぶりの再会に喜び、撮影初日から「逃げ恥」らしさあふれる笑いの絶えない現場となっている。新キャストも参加予定で、新春スペシャルならではの多彩なキャスティングにも注目だ。

「クランクイン初日はセリフが一言しかなくて、それでちゃんとみくりに戻れるか心配だった」という新垣だが、「監督や平匡さんにも、『とてもみくりさんだった!』と言ってもらえて安心しました。平匡さんも変わらず平匡さんで『戻れるものなんだな…』」と安堵。そして「とはいえ、あれから『逃げ恥』の世界も4年の月日が経ち、みくりと平匡がまた新たな問題に立ち向かっていくので、その姿をぜひ楽しんでいただきたいです。そして、お正月の息抜きとちょっとした希望になれたらいいなと思います」とメッセージを寄せる。

一方、「4年経ってどうなるかと思っていましたが、戻れるものですね」と感慨深い様子の星野も、「僕は一足先にクランクインしていましたが、みくりさんと会ってあらためて始まったな、戻ってきたなと感じました。キャストもスタッフも連ドラの時の方ばかりで、大集合で再会できてうれしいです。初日は古田さんと藤井さんと一緒だったのですが、相変わらず笑うのを我慢するのに必死で、そこのシーンも期待していてほしいです」とアピール。さらに「新垣さんと同じく、今回のスペシャルの中でもいろいろなことが起こりますが、その中でちょっとした希望を感じていただければと思います」と話している。

原作者の海野氏は「引き続き最高のスタッフ、最高のキャストで楽しみでしかありません。先が見えず不安な毎日に寄り添う、元気が出るドラマをお届けできたらなと思います。あとはどうか、無事に安全に撮影が終了して、大きな事件なくお正月に放映されますように!」と、無事に放送されることを祈っている。

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