横浜地方気象台は8日、強い台風14号に関する気象情報を発表し、関東甲信地方には10~11日にかけて接近し、上陸する恐れがあるとの見通しを明らかにした。台風の接近に伴って前線の活動が活発になり、神奈川県内では9~11日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、強風などに注意、警戒するよう呼び掛けている。
台風は日本の南を発達しながら北上し、今後進路を北東に変える見通し。9日夕までの24時間に予想される雨量は、東部の多い所で60ミリ、西部は70ミリ。さらに10日夕にかけては、東部で100~150ミリ、西部は100~200ミリの雨を見込んでいる。その後も台風の影響で雨量が増すとみている。