新型コロナウイルス感染拡大の影響で、宮ケ瀬ダム湖畔の水の郷で毎年開催している「宮ケ瀬クリスマスみんなのつどい」について、今年はイルミネーションとイベントを中止する。高さ30メートル以上の巨大ツリーの点灯は行う。8日に宮ケ瀬水の郷イベント実行委員会が発表した。
ツリーの点灯は11月28日~12月27日の午後5~9時。
つどいは、湖畔に自生するモミの木に点灯する巨大ツリーと、近くのつり橋や会場に施すイルミネーションの美しさが人気。昨年は1カ月間で約18万人が訪れた。実行委ではコロナ禍の社会情勢を踏まえ、今年の開催について検討した結果、新型コロナと闘う人たちへの応援メッセージの思いを込めて、ツリーの点灯のみ実施することを決めた。
会場内には小型のメッセージツリーと短冊を用意し、大切な人への応援メッセージを書いてもらう。発熱している人や、マスクを着用していない人は入場を断ることがあり、接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の活用を呼び掛けている。