葛飾北斎の名品がズラリ 11月23日まで、石見美術館で15周年企画展

 島根県立石見美術館(島根県益田市、TEL0856-31-1860)で、同館の開館15周年を記念した企画展「北斎―永田コレクション名品展」が開催中。11月23日(月・祝)まで。

 「冨嶽三十六景」や「北斎漫画」などを生み出した、今年生誕260年を迎えた江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎(1760-1849)。その北斎に関する個人コレクションの中で、質・量ともに世界屈指の水準を誇っていたのが、島根県津和野町出身の北斎研究者、永田生慈氏(1951-2018)が収集した作品群だ。総数約2400点にも上るそのコレクションは、2017年に島根県に一括寄贈された。

 同展では、「永田コレクション」の主要作品約330点が、前期(~10月26日)・後期(10月27日~11月23日)に分けて展示される。

 入場料は、一般1000円、大学生600円、小中高生300円。休館日は毎週火曜(11月3日は開館で4日が休み)。

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