【レイズ1-5ヤンキース】@ペトコ・パーク
レイズがリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけて迎えた地区シリーズ第4戦は、ルーク・ボイトとグレイバー・トーレスに一発が飛び出したヤンキースが5対1で勝利。先発のジョーダン・モンゴメリーから始まる継投もピタリとハマり、対戦成績を2勝2敗のタイとした。明日の第5戦に勝利したほうがアストロズとのリーグ優勝決定シリーズに進出する。
簡単に終わるわけにはいかないヤンキースは、レイズのオープナーを務めたライアン・トンプソンに対し、2回裏先頭のルーク・ボイトが1号ソロを放って先制。さらに三者連続四球で無死満塁となり、一死後にDJ・レメイヒューの犠飛で2点目を奪った。
一方、ヤンキース先発のモンゴメリーは、ボールを低めに集め、落ち着いたピッチングを展開。3回表に一死満塁のピンチを招き、ブランドン・ラウのセカンドゴロの間に1点を失ったが、売り出し中のランディ・アロサレーナをサードゴロに打ち取り、最少失点で切り抜けた。
モンゴメリーは4回3安打1失点でマウンドを降り、5回表から登板したチャド・グリーンが2イニングをパーフェクト・リリーフ。すると、6回裏一死一塁からトーレスに1号2ランが飛び出し、リードを3点に広げた。
7回以降は3番手のザック・ブリットンが1回2/3、4番手のアロルディス・チャップマンが1回1/3を無失点に抑え、8回裏にカイル・ヒガシオカのタイムリーで1点を追加して5対1で勝利。シリーズの決着は明日の第5戦に持ち越しとなった。
勝利投手はグリーン(1勝0敗)、敗戦投手はトンプソン(0勝1敗)。チャップマンには1セーブ目が記録された。なお、ヤンキースのジャンカルロ・スタントンは7回裏の第4打席でレフトへの二塁打を放ち、メジャーリーグ史上初となる「ポストシーズン最初の試合から6試合連続長打」を達成している。また、レイズの筒香嘉智に出場機会はなかった。