遺族や来賓に限定して参列 諫早市戦没者追悼式

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4005柱の戦没者に献花する遺族代表3人=諫早文化会館

 太平洋戦争などで犠牲となった長崎県諫早市出身の戦没者の冥福を祈る「市戦没者追悼式」が7日、宇都町の諫早文化会館であった。新型コロナウイルス感染の影響で、遺族と来賓約130人の参列に限定。参列できなかった市民向けにケーブルテレビの生中継とインターネットの動画を配信した。
 県戦没者慰霊奉賛会諫早市支部(支部長・宮本明雄市長)の主催。遺族代表3人による献花と黙とうの後、市立明峰中2年の吉川航央さん、安野美乃里さん、梶原響介さんが生徒会でまとめた平和への誓いを発表。「過去を知り、現在を見つめ、戦争も差別もない明るい未来につなげる」などと力強く述べた。
 父親が1945年8月、中国北部で戦死した高来町の木戸義秋さん(82)は「現在、享受している平和と繁栄は戦没者の尊い犠牲の上に築かれている。戦後75年がたっても忘れてはいけない」と謝辞を述べた。