“チェロのスーパースター”シェク・カネー・メイソン率いる7人兄弟姉妹『CARNIVAL~動物の謝肉祭』発売決定

イギリス出身のチェリスト、シェク・カネー=メイソンを中心とした11歳~24歳の7人兄弟姉妹‟ザ・カネー=メイソンズ”が、アカデミー受賞女優オリヴィア・コールマンと児童作家マイケル・モーパーゴらとコラボレーションした、音楽とナレーションによるアルバム『CARNIVAL~動物の謝肉祭』日本盤を12月2日に発売されることが決定した。

今作は、フランス人作曲家サン=サーンスの組曲『動物の謝肉祭』の演奏を中心に、児童小説『戦火の馬』の著者であるマイケル・モーパーゴが『動物の謝肉祭』のために新しい台本を書き、そのナレーションを映画『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞を受賞したオリヴィア・コールマンがモーパーゴとともに担当。

レコーディングはロンドンのアビー・ロード・スタジオで行われ、ナレーションに乗せ様々な動物たちを音楽モチーフで描写する‟ザ・カネー=メイソンズ”のユーモラスな演奏が展開されている。

また、アルバムのアートワークを手がけたのは児童書イラストレーター、エマ・チチェスター・クラーク。大空を飛ぶ鳥たち、人なつこいカンガルー、好奇心いっぱいの象、そして当然、楽器を携えたカネー=メイソン7人の子供達。カラフルな絵本の世界が描かれている。

カネー=メイソンズとのコラボレーションについてモーパーゴは「実に素晴らしい若者たちだ。ただ若いからでも、一つの家族の7人の子供達だからでもなく、純粋に素晴らしい音楽を一緒に作り出し、それを彼ら自身が楽しんでいることが明らかだから。彼らの演奏を聴けば、それはわかる。彼らを見れば、それはわかるよ」と話す。

『Carnival~動物の謝肉祭』にはほかに、モーパーゴの心温まるクリスマス童話『Grandpa Christmas(邦題:おじいちゃんが のこしたものは…)』のナレーションも収録。モーパーゴがグランパ(おじいちゃん)の役を演じ、最年少のカネー=メイソン、マリアトゥが孫娘の役を演じた。さらに、チャイコフスキーの『くるみ割り人形』の「こんぺい糖の精の踊り」、リムスキー=コルサコフの『熊蜂の飛行』、エリック・ウィテカーの『アシカの子守歌』などの楽曲や、最初のリリースから40年経ったボブ・マーリーの『リデンプション・ソング』をカネー=メイソンズが編曲したものも収録されている。

©Jake Turney

ザ・カネー=メイソンズは「これは音楽を作りたいと願う、私たち家族のパッションから生まれたアルバムです。音楽家をはじめとするあらゆるアーティストにとって、今はとてもつらい時期です。私たちの音楽への愛と人とコミュニケートすることへの強い思いを、皆さんに届けたいと思いました。子供にとって、音楽と物語が一つになる時、それは魔法のパワーです。マイケル・モーパーゴ、オリヴィア・コールマン、素晴らしいミュージシャンらと、こうして作品が作れたことを誇りに思います。これは人間と自然世界のつながりを祝う作品です。その声に耳をすまし、その中にある多様性を尊ぶ気持ちを、子供だけでなく大人たちにも喚起できるものであって欲しいと願っています」とコメントしている。

■リリース情報

タイトル:『CARNIVAL~動物の謝肉祭』

発売日:2020年12月2日

品番:UCCD-1484

定価¥2,800+税

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