<レスリング>大会開催に尽力した地元の北越・石井邦宏監督の話

 新潟県レスリング協会の尽力で実現した約7ヶ月半ぶりの全国大会。地元から八海がベスト8に進んだが、第2代表の北越は初戦となる2回戦で岐南工に1-6で無念の敗北。石井邦宏監督に闘いを振り返ってもらった。(取材=布施鋼治)


 ■新潟・北越/石井邦宏監督「全部で4人しかいないけど、地元開催なので棄権することはできなかった。出場することができたことでホッとしています。2人の3年生は進路のことで忙しい中、出てもらった。万全の状態ではなかったけど、できる範囲内で最大の力を出してくれたと思う。感謝しています。

 残る2人の2年生は練習してきたこと少しながら出せた部分もあれば、出せなかった部分もある。唯一白星を上げた71㎏級の大滝(北斗)は、本来ならもっと実力があります。本来の動きではなかったし、スパーリングなどの対人練習を再開して間もない。1週間くらい前からです」

地元の意地で唯一の白星を挙げた北越・大滝北斗=撮影・保高幸子

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