FIA国際自動車連盟は10月9日、ワールド・モータースポーツ・カウンシルを開催し、その決定事項を発表した。このなかでWRC世界ラリー選手権についての日程も発表され、2020年は残念ながら開催が断念されたラリージャパンについては、2021年11月11〜14日に開催されることになった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により大きくカレンダーが変更されたWRCは、2021年に向けて全12戦をカレンダーに掲載することになった。第1戦は2021年1月のモンテカルロで、スウェーデン、新たにカレンダーに加わったクロアチア、ポルトガルと転戦する。また今季予定していたサファリラリーについても2021年のカレンダーに記載されたほか、新規イベントとしてはエストニアが7月に予定される。
気になるラリージャパンについては、2020年は新型コロナウイルスの影響でキャンセルされてしまったが、2021年については、当初からJAF日本自動車連盟が申請していたとおり、11月11〜14日に開催されることになった。
ラリージャパン2020実行委員会はこのFIAの発表をうけ「ラリージャパン2021が安全に開催されるよう、準備を進めてまいります」としている。
WRC世界ラリー選手権 2021年カレンダー
Round Date Event
1 1月21日〜24日 モンテカルロ
2 2月11日〜14日 スウェーデン
3 4月22日〜25日 クロアチア
4 5月20日〜23日 ポルトガル
5 6月3日〜6日 イタリア
6 6月24日〜27日 ケニア
7 7月15日〜18日 エストニア
8 7月29日〜8月1日 フィンランド
9 8月19日〜22日 イギリス
10 9月9日〜12日 チリ
11 10月14日〜17日 スペイン
12 11月11日〜14日 日本