伊豆諸島南部の三宅島、御蔵島には大雨特別警報が発表されていて、すでに災害が発生している可能性のある警戒レベル5に相当する状況となっている。11日(日)にかけては土砂災害に最大級の警戒が必要で、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、うねりを伴った高波にも警戒が必要だ。
台風14号は、10日(土)午後9時には八丈島の南西約170キロにあって東へ進んでいる。
台風は、暴風域を伴って11日(日)明け方から朝にかけて伊豆諸島南部に最も近づく予想となっている。その後は勢力を弱めながら次第に進路を南よりに変え、12日(月)には熱帯低気圧に変わる見込みだ。
<大雨・雷・突風>
伊豆諸島では、これまでの記録的な大雨により土砂災害の危険度が非常に高まっている所がある。
台風の接近に伴い、伊豆諸島では11日(日)明け方にかけて非常に激しい雨の降る所がある見込み。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。
<強風・高波>
東日本太平洋側では、非常に強い風が吹き、伊豆諸島では大しけとなっている所がある。
台風の影響により、東日本太平洋側では11日(日)にかけて非常に強い風が吹き、伊豆諸島では大しけの状態が続く見込み。うねりを伴った高波に警戒し、強風に注意が必要だ。