中小向け融資1300億円超 県内上半期 新型コロナ

 新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた中小企業の資金繰りを支援する県の制度を利用した融資額が、9月末時点で1300億円を超える見込みであることが10日、県信用保証協会のまとめで分かった。2008年度のリーマン・ショック時などを上回り、上半期で過去最多を更新。コロナ禍により各業種が深刻な打撃を受けている現状が改めて浮き彫りになった。同協会は「申し込みは落ち着きつつあるが、秋以降に予想される『第3波』の影響次第では再び増加する可能性もある」としている。

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