フェルスタッペン、アルボン、角田とGTSPORTで勝負! レッドブルがタイムアタックイベントを開催

 10月11日、レッドブルはF1世界選手権に参戦するレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンのタイムに挑戦できるオンラインイベント『Red Bull Beat The Pro(レッドブル・ビート・ザ・プロ)』を10月14日から開催すると発表した。

 オンラインイベントは好評発売中のプレイステーション4用ソフト『グランツーリスモSPORT』を使用して実施され、フェルスタッペンとアルボンのほか、特別ゲストとしてFIA-F2に参戦している日本人ドライバーの角田裕毅のタイムにも挑戦ができる。

 2020年のF1は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によって大幅にスケジュールが変更されてしまい、1987年の初開催以来、鈴鹿サーキットと富士スピードウェイで毎年開催されてきたF1日本GPも残念ながらキャンセルとなってしまった。

 そこで、日本メーカーのホンダからパワーユニット(PU/エンジン)供給を受けているレッドブルでは、『#RaceTogether』を合言葉に、日本のみならず世界のモータースポーツファンに楽しいレース機会を提供するべく、オンライン上で3選手のタイムに挑戦できるイベントを企画したという。

 レッドブル・ビート・ザ・プロは、オンライン上でフェルスタッペン、アルボン、角田と同一のマシン、同一サーキットで彼らとベストタイムを競うタイムアタックイベントとなっており、グランツーリスモSPORTを所有している人なら、ゲーム内の『スポーツモード』から参加が可能だ。

 タイムアタックは、本来ならば2020年10月11日にF1日本GP決勝レースが行われるはずだった鈴鹿サーキットが舞台とされ、気になる使用車種はスーパーフォーミュラでおなじみの『SF19』が用いられる。なおドライバーたちは、レッドブルのカラーリングが施されたマシンでイベントに参加しているという。

ドライバーたちが使用するレッドブルカラーのSF19

 オンラインイベント開催にあわせ、フェルスタッペンは「何よりも今は日本の素晴らしいファンのみなさんに会えないのが残念だね。グランツーリスモで僕らのタイムに挑戦して、ぜひこのイベントを楽しんでほしい。鈴鹿はコーナーも多く、ミスが許されないサーキットだけど個人的には鈴鹿でレースすることを毎年楽しみにしている」と語っている。

 またアルボンも、「ファンと一緒にレースできる機会は滅多にないから嬉しいよ、特に今年は実際に会うことができないからね。鈴鹿は僕のお気に入りのコースでもあるし、ファンがどのようにこのサーキットを攻略するのかを見るのが楽しみだね」とコメントした。

 レッドブル・ビート・ザ・プロでは優勝賞品などは用意されていないが、F1ドライバーのタイムに挑戦できるまたとない機会なので、グランツーリスモSPORTを所有している人は参加してみてはいかがだろうか。オンラインイベントの詳細や参加方法については、レッドブルの公式ホームページ(https://www.redbull.com/jp-ja/redbullracing/races/beat-the-pro)をチェックしてほしい。

■Red Bull Beat The Pro(レッドブル・ビート・ザ・プロ)実施概要

・日程:10月14日(水)~11月1日(日)
・内容:グランツーリスモSPORTを使って、オンラインレースでマックス・フェルスタッペン、アレクサンダー・アルボン、2選手のタイムに挑戦。※特別ゲスト角田裕毅選手のタイムにも挑戦可能
・参加方法:期間中に『グランツーリスモSPORT』を起動して、[スポーツ]→[タイムトライアル]→[Red Bull Beat The Pro]を選択して、タイムトライアルで記録を残してください。
・サーキット:鈴鹿サーキット
・車両:SF19 Super Formula/Honda
・備考:
 優勝賞品等はございません。
 ドライバー3名は事前にタイムアタックに出場しています。
 セッティングや設定はすべてイベント内で指定されたものに準拠。

鈴鹿サーキットを走行するレッドブルカラーのSF19
鈴鹿サーキットを走行するレッドブルカラーのSF19

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