新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で11日、新たに10~90代の男女37人の感染が確認された。うち18人が感染経路不明という。
横浜市20人、川崎市6人、平塚市1人、鎌倉市1人、藤沢市3人、小田原市1人、厚木市3人、大和市1人、愛川町1人。
横浜市では、市営バスの50代男性運転手の陽性が判明。7日まで勤務していたが、マスク着用や運転席へのビニールカーテン設置など感染対策を施しており、乗客に濃厚接触者はいないとしている。
川崎市では、県内の中学校に通う女子生徒と東京都内の高校に通う男子生徒らの感染が判明。いずれも家庭内感染とされる。
藤沢市では、20代女性保育士の感染が確認された。同居家族の陽性が判明し、検査を受けた。
県によると、小田原市の40代女性看護師は県内の病院勤務だが、「院内感染の可能性は低い」という。大和市の40代女性は県内の介護老人保健施設職員という。