第2戦先発回避のカーショウ 第4戦での先発を目指す

ドジャースはブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦で先発予定だったクレイトン・カーショウが背中のけいれんにより登板を回避した。ただし重症ではなく、治療を受けてキャッチボールができる状態まで回復。デーブ・ロバーツ監督はカーショウが第3戦に先発する可能性を否定したが、第4戦に先発する可能性があると見られている。

ロバーツによると、カーショウは日本時間10月11日にブルペンでの投球練習を行った際に背中のけいれんを感じたという。その後も症状は改善せず、第2戦の先発を回避することが決定。カーショウの登板回避に備えて準備を進めていたトニー・ゴンソリンが第2戦に先発することになった。

ドジャースは第1戦にウォーカー・ビューラーが先発し、ダスティン・メイもリリーフで1回2/3を投げた。ロバーツはメイが中1日で第3戦に先発する可能性を否定しており、第3戦はフリオ・ウリアスの先発が濃厚だ。

今季のカーショウは10試合に先発して58回1/3を投げ、6勝2敗、防御率2.16、62奪三振を記録。ポストシーズンを苦手としているイメージが強いものの、ブリュワーズとのワイルドカード・シリーズ第2戦では13個の三振を奪って8回3安打無失点の快投で勝利投手となり、パドレスとの地区シリーズ第2戦でも6回6安打3失点と試合を作って白星を手にした。

一方、カーショウに代わって第2戦に先発することになったゴンソリンは今季9試合(うち8先発)に登板して46回2/3を投げ、2勝2敗、防御率2.31、46奪三振をマーク。チームがワイルドカード・シリーズを2連勝、地区シリーズを3連勝で突破したため、両シリーズでは登板がなく、リーグ優勝決定シリーズ第2戦がポストシーズン初登板となっている。

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