GoTo対象 平戸周遊 定期観光バス再開 ウェルカムガイドが同行

周遊定期観光バス午前のコースに乗車する観光客=平戸市崎方町

 長崎県の平戸観光協会などは、新型コロナウイルスの影響で休止していた平戸市の主要観光地を巡る周遊定期観光バス運行を再開させた。来年3月末まで。
 国の「Go To トラベル」事業支援対象で午前、午後の2コースがある。午前は世界遺産の構成資産である春日集落の案内所「かたりな」、平戸港を望む高台にある平戸ザビエル記念教会、松浦史料博物館などを訪れる約2時間半の行程。午後は潜伏キリシタン関連史跡や生月島の塩俵断崖、同島北端の灯台などを巡る約2時間40分の行程。両コースに平戸観光ウェルカムガイド1人が同行する。
 8日に午前、午後とも乗車した佐世保市内の60代女性は「友人2人と来られて良かった。もう少しゆっくり見たい場所もあったが、ガイドの説明は詳しく楽しかった」と笑顔で話した。
 同観光バスの予約、問い合わせは平戸市観光案内所(電0950.22.2015)。

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