「川崎じもと応援券」3次販売へ 目標数遠く、購入法変更

上を向くドラえもんがデザインされた「川崎じもと応援券」(川崎市提供)

 川崎市は15日、プレミアム付き商品券「川崎じもと応援券」の3次販売を開始する。新型コロナウイルス感染症の経済対策として発行され、市内で営業する中小・小規模事業者や個人事業主が営む飲食店や小売店などで利用できる。販売冊数は約48万8千冊。また、商品券を利用できる店舗も募集している。

 市は7月に87万冊の販売を始めたが、大規模店舗などで利用できないこともあってか売れ行きが低調で、9月に2次販売を行っていた。しかし、2回合わせた販売数も計約36万5千冊と目標数に遠く、3次募集に踏み切った。

 これまでの申込制から、より購入しやすい直接販売に変更。市内在住・在勤・在学者を対象に、1人10冊まで購入できる。過去の購入者も可能。販売期間は15日~2021年3月20日で、完売次第、終了する。販売窓口は、川崎信用金庫やJAセレサ川崎の支店、書店、ドラッグストアなど、市内85カ所に設置する。21年3月末まで利用できる。

 利用できる店舗は、8日午前9時現在で4266店舗。飲食店や小売店のほか、タクシー、銭湯なども。市は21年2月末まで、利用店舗も引き続き募る。詳しくは、じもと応援券のホームページ(https://premium-gift.jp/kawasaki-jimoto/)で。

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