自然栽培の食材給食に 滑川の古田さん、市に寄贈

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サツマイモの茎と葉を収穫する古田さん(中央)=上市町内

 肥料や農薬、除草剤を使わない自然栽培で野菜を育てている滑川市有金の古田貴子さん(38)が15日、葉の付いたサツマイモの茎約1200本を市学校給食共同調理場に寄贈した。11月10日に市内小中学校の給食で提供される古田さん考案のメニューに活用する。

 古田さんは5年前から、市内の畑でサツマイモやトマト、きゅうりなどを育てている。環境や食の安全を考慮し、自然栽培にこだわっている。

 9月には市が開催した「一品料理コンテスト」で、サツマイモや葉付きの茎、豆乳、酒かすなどを使ったシチュー風の一品を作り、給食メニュー賞に選ばれた。学校給食で提供されることになり、児童に自然栽培に興味を持ってもらおうと、自身の畑や上市町の農家が育てた葉付きの茎の寄付を申し出た。

 15日は上市町の畑で農業仲間10人と共に収穫。古田さんが市学校給食共同調理場で職員に手渡した。古田さんは「自然栽培を知ってもらい、食の安全と地球環境について考えるきっかけになれば」と話した。

農業仲間と共に収穫に取り組む古田さん(右)=上市町内
サツマイモの茎と葉を寄付する古田さん(右)=滑川市学校給食共同調理場